2010年04月13日

和歌に師匠なし

「本居宣長(下)」(4)
小林秀雄
hideo kobayashi
1902-1983
平成4.5.25.発行(新潮社)

<宣長の歌学>
「歌といふ物のおこる所」とは何か。それは言語に
尽きる。「歌は言語の粋である」、これが宣長の
歌学の最大の特色である。

「言葉によって、限定され、具体化され、客観化され
されなければ、自分はどんな感情を抱いているのか、
知る事も感ずる事も出来ない。」

「和歌に師匠なし」(定家)

「この道ばかりは身一つにある事なり」

「師匠より確かなる古歌と云うものあれば、その古歌
によりて、心を用い力を励ますときは、誠に師匠は
いらぬ事なり」

「「うひ山ぶみ」にも、「和歌に師匠なし」という
定家の言葉の引用があるが、これは、歌を言う時の
宣長の頭から、決して離れなかった考えであった・・」

panse280
posted at 19:59

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