2010年04月01日

詠歌の手本

「本居宣長(上)」(33)
小林秀雄
hideo kobayashi
1902-1983
平成4.5.25.発行(新潮社)

<詠歌の手本>
「新古今」は危険だし、「万葉」は古くて
今の人には「心に感ずる事少なし」となれば、
何を手本とすべきか?

「詠歌の実際問題としては、「歌の真盛」を
達成した定家の、「モツパラ三代集ヲ用ヒテ
手本ニセヨ」という考えは、「中古以来ノオキテ」
として、今も動かない。だがこれとても、動かす
必要がないというだけの話で、手本として絶対
だと言うのではない。」

「宣長は、歌学者であって歌人ではなかった。
・・・
歌を知るには、歌を詠むという大道があるだけで、
他に簡便な近道はない。
・・・
「詩がまされりと思わば、詩をつくるべし、歌
が面白しと思わば、歌を詠むべし。
・・・
何にても、好むにしたがうべし」。」

panse280
posted at 20:34

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