2010年03月29日

真淵との質疑応答そして決裂

「本居宣長(上)」(30)
小林秀雄
hideo kobayashi
1902-1983
平成4.5.25.発行(新潮社)

<真淵との質疑応答そして決裂>
宣長は真淵を訪ねた。一夜にして、真淵は宣長の
英才を見抜き、感動した。そして真淵死去の前年
まで五年間、「万葉集」二十巻にわたり、前後
二回、文通による質疑応答がくり返された。

「質疑の方は、「万葉」より「宣命」に入り、
「古事記」を問おうとする段となって、師の訃に
接したのである。」

「(「万葉」の)「二十巻ともに家持の撰也」と
書き送ってくる宣長の態度が、真淵には心外で
あった。」

「破門状を受取った宣長は、事情の一切を感じ
取ったであろうし、その心事は、大変複雑なもの
だったに違いない。」

panse280
posted at 23:06

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