2010年03月19日

「源氏物語」による開眼

「本居宣長(上)」(21)
小林秀雄
hideo kobayashi
1902-1983
平成4.5.25.発行(新潮社)

<「源氏物語」による開眼>

--源氏物語とは--
「大和、もろこし、いにしへ、今、ゆくさきにも、
たぐふべきふみあらじとぞ覚ゆる」(玉のをぐし)

「宣長は、「源氏」を研究したというより、「源氏」
によって開眼したと言った方がいい。」(小林)

「深く思ひしめる事にあたりては、とやかくやと、
くだくだしく、めめしく、みだれあひて、さだまり
がたく、・・のこるかたなく、いともくはしく、
こまかに書きあらはしたること、・・・」

「大方の人のまことの情といふ物は、女童のごとく、
未練に、愚かなる者なり、男らしく、きっとして、
賢きは、実の情にはあらず・・・」
(紫文要領)

「この物語の外に歌道なく、歌道の外にこの物語なし」
(紫文要領)


panse280
posted at 20:46

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字