2010年02月24日

物質と記憶

「小林秀雄全作品・別巻感想(下)」(5)
--未完のベルグソン論--(1958))
小林秀雄
hideo kobayashi
1902-1983
平成19.7.10.2刷(新潮社)

<物質と記憶>
「「物質と記憶」は八年ほどの年月をかけて成った。
彼(ベルグソン)の言うところによるとこれは、莫大な
読書と探求との総量を集結しなければならぬ大仕事だった
が、仕事が終わると、烈しい疲労の結果、放心状態に
陥り、不眠症に悩んだ。尋常な手段では駄目と悟って、
休暇を取り、数週間、一人で、アンチーブの岬に旅し、
注意力の再教育を自己に強い、諸対象を固定させて、
これを記述しようと努めた、と言う(1935.4.26の談話)」

補記:超短時間で仕上げられた作品
ニーチェの「ツァラトゥストラ」
ニーチェは1883年2月、39才の時、ジェノヴァ近くの海辺
を散策中、「ツァラトゥストラ」のインスピレーションを
得て2月3日から13日の10日間で第1部を一気に書き上げま
した。同年7月に第2部、翌年には第3部を、それぞれ10日間
で書き上げました。

panse280
posted at 20:37

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