2010年02月21日

私の哲学開眼

「小林秀雄全作品・別巻感想(下)」(2)
--未完のベルグソン論--(1958)
小林秀雄
hideo kobayashi
1902-1983
平成19.7.10.2刷(新潮社)

<私の哲学開眼>
「私(ベルグソン)が、真の哲学的方法について、
開眼したのは、内的生活のうちに、経験というものの
最初の場所を発見し、言葉による解決を放棄した日で
ある。以後の進歩は、すべて、この場所の拡大であった。
・・・
私は、問題を、それ自体のうちに、それ自体に為に、
解決する時間と力とが、私に許されている限り、私は、
あれこれの問題に答えるだけであろう。
・・・
誰も本を書く事を強いられているわけではない」

「ベルグソンは、最も確実と信じられる自身の経験を
拡大しようと努めただけだ。悟性による論理を拡大する
には努力は要らない。
・・・
経験を拡大するのには、そのつど、精神の緊張と集中と
を新たにしなければならない。」

panse280
posted at 18:46

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