2010年02月18日

ショーペンハウエルとフランス哲学

「小林秀雄全作品・別巻感想(上)」(10)
--未完のベルグソン論--(1958)
小林秀雄
hideo kobayashi
1902-1983
平成19.3.10.2刷(新潮社)

<芸術と哲学>
「芸術と哲学とは、その根底にある共通の直観で、
手を結んでいる。敢えて言えば、様々な芸術は、
哲学という属(ジャンル)の種(エスペース)である。」
(”Ecrits et Paroles”1910談話、ベルグソンより)

<フランスの哲学>
フランス哲学の特徴は、その表現形式の簡明にある。
哲学用語の発明を避けて、日常語の新しい使用法を
心がけた。もう一つは、哲学と科学との密接な関係
が保持されてきたことだ。

「フランスでは、優れた哲学者が優れた科学者であった
のは、極く当たり前な事であった。ことに、心理学は、
哲学と親しい間柄にあった。心理学者でもあった
ドイツの唯一人の哲学者、ショーペンハウエルは、
十八世紀のフランス哲学の強い影響の下にあった、と。」

panse280
posted at 20:20

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字