2009年09月28日

時間が早く過ぎ去る事とは

「存在と苦悩」(4)
ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer
金森誠也訳編(白水社)
1974年11月25日第9刷

<時間と空間>
「個人の死によっていささかも煩わされない
存在は、形式として時間と空間をもっていない。」

「あなたがたは時間が早く過ぎ去ることを嘆いて
いる。だが、時間のなかに何かとどまる価値のある
ものがありさえすれば、時間はそんなに性急には
過ぎ去らないであろう。」

<歴史の文体>
「最も適切で真に哲学的な歴史の文体は、イロー
ニッシュである。タキトゥスの文体はイローニッシュ
である。」


panse280
posted at 20:35

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字