2009年09月15日

ショーペンハウアー年譜

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショーペンハウアー」(4)
W.アーベントロート(ロロロ伝記叢書・理想社)
伴一憲訳1983年1月15日発行


<ワーグナー>
ショーペンハウアーの信奉者であるワーグナーの
「指輪」は「詩になったショーペンハウアー」と
評されたが、じつはこの詩を書いたとき、ワーグナー
はショーペンアウアーの語を一語も知らなかったのだ。

ワーグナーはショーペンハウアーの自分についての
悪評を十分耳にしていたにもかかわらず、彼は
ショーペンハウアーに固く心を寄せていた。

<ショーペンハウアー年譜>
1788.2.22 ダンツィヒに生まれる
1805(17歳) 父死す
1809(21歳) ゲッチンゲン大学入学
      プラトン、カントを始める。
1811(23歳) ベルリン大学入学
1813(25歳) イェーナ大学で博士学位
      ゲーテとの親交
1818(30歳) 「意志と表象としての世界」完成
      翌年、出版。
1819(31歳) ムール商会倒産。財産の一部を失う。
      生活のために大学教師職を探す。
1820(32歳) ベルリン大学で講義。
      有名ヘーゲル(50歳)と無名学者(32歳)
      の為、聴講者なし。
1823(35歳) 様々な病気、抑うつ状態、右耳聾。
1831(43歳) コレラを避けるためベルリンを去る。
1838(50歳) 母死す。
1849(61歳) 妹死す。
1851(63歳) 「パレルガとパラリポーメナ」完成、刊行。
1854(66歳) ワーグナーから「指輪」を贈られる。
1860(72歳) 9.21死す。

panse280
posted at 21:03

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