2009年09月10日

ショーペンハウアーの父の死

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「若きショーペンハウエル」(1)
菅谷恒徳訳(三笠書房)
昭和24年11月30日発行

本稿はショーペンハウエルの、若き日の日記、
詩、書簡、手記、省察録、講義の傍注、哲学的
箴言などから精選されてく編まれた。
原文は、アルトゥール・ヒュープシェルの
「若きショーペンハウエル」(箴言と日記)
Der junge Schopenhauer
(Aphorismen und Tagebuchblatter)

<父の死>
「父は四月のある朝、住宅の倉庫の裏を流れる
運河の中に、死体となって発見された。」

「父が孤独で日を送っている間にも、母は集会を
催し、彼が烈しい苦しみを受けている間にも、彼女
は楽しんでいた。女性の愛とはこんなものである。」

父の死後、ワイマールに文書係のミューラー・ゲル
ステンベルクという男がショーペンハウエル家の
母と娘に信用を得て食事を共にするようになったが、
息子は、父の不法なる後継者としてこの男の別居を
願った。母はこれを拒絶したので、1814年春、彼は
自ら家を去り、二度と母に会うことはなかった。

panse280
posted at 21:30

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