2009年09月03日

すべての芸術は倫理的でなければいけない

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショーペンハウアー」(4)
(文庫クセジュ)エドゥアール・サンス


<世界は道徳的である>
「世界が物理的意味だけをもち、道徳的意味を
もたない、と考えることは、思考の最大の、
最も有害な、重要な誤り、真の堕落である。」
(「余録と補遺」第二巻第八章ショーペンハウアー)

参考:「人間にとって最も大切な努力は自分の
行動の中に道徳を追求していくことです。」
(アインシュタイン)

「すべての芸術は倫理的でなければいけない。」
(夏目漱石)

<芸術のついて最も多くを語った哲学者>
「おそらく、どんな哲学者も(プラトンでさえも)
ショーペンハウアーほど、自己の哲学体系の中で、
芸術に多くの場を与えた哲学者はいなかっただろう。」

「芸術とは、本質としての事物には無関心な観照
である。」このことで、思い出すのは、アンディー
・ウォーホールやデュシャンの言動である。

panse280
posted at 22:06

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