2009年08月26日

芸術について(石井正訳)

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「芸術について」
角川文庫(石井正訳)昭和41年10月30日発行
本書は「パレルガ・ウント・パラリポメナ」
第十九、二十章の訳である。

目次
・美の形而上学および美学によせて
・判断、批判、喝采および名声について

<解説より>
美しいものは、わたしたちの意志に対し何のかかわり
をもたなくとも、わたしたちの心の満足、わたしたち
の喜びを、明らかによび起こす・・・これが、
ショーペンハウエルの哲学である。

志賀直哉の「清兵衛と瓢箪(ちょうたん)」というのが
あるが、この作品はショーペンハウエルの主張の例証と
思われるほどなのである。

(私注:清兵衛だけが瓢箪の美を見ることができる
物語である。)

本書は、美について語るにふさわしい人物が、独特の
美の形而上学を展開したものである。
同ずる人も、同ぜざる人も、美について考える時、何か
の参考になり得るかと思う。

panse280
posted at 21:11

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