2009年08月25日

みずから考えること

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「みずから考えること」
角川文庫(石井正訳)昭和44年5月10日発行
本書は「パレルガ・ウント・パラリポメナ」第二巻
の一部分訳である。

目次
・博識と学者とについて
・みずから考えること
・著述と文体とについて
・読書と書籍とについて
・言語と単語とについて
・心理学的覚え書


<解説より>
大切なこと、それは人々のめいめいが、「みずから
考え」て、自分の欲するこをあくまで欲し、自分の
欲しないことを断じてやらぬこと、である。それ
のみが、ラジオ、新聞、映画、雑誌、テレビジョン、
あらゆるダイジェストに迷わされずにすみ、全人類的
な愚行、戦争をくりかえさない唯一の道である。
といえば、まったく簡単で、はなはだ楽天的に聞こえる
だろうか。いや、あるいは最も悲観的な観測かもしれ
ないのである。人間は、あまりにも「みずから考え」
たがらないからだ。彼等はものぐさなのだ。そして、
少数の人間ばかりが躍起になっている、というのが
現状ではなかろうか。
本書は、ショーペンハウエルが、いろいろな角度から、
この問題にまっこうから取り組んだものだ。

panse280
posted at 22:03

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