2009年08月20日

幸福について(石井正、石井立訳)

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「幸福について」
角川文庫(石井正、石井立訳)昭和44年10月15日発行
本書は「Parerga und Paralipomera」第一巻の中の
「Aphorismen zur Lebensweisheit」の全訳である。

目次
第一章 基礎的分類
第二章 人が在るものについて
第三章 人が持つものについて
第四章 人が表象するものについて
第五章 勧告と箴言
A 一般的なもの
B わたしたち自身に関するわたしたちの態度
C 他人に対するわたしたちの態度
D 世のなりゆきと運命とに対するわたしたちの態度
第六章 年齢の差異について

<解説とあとがきより>
1844-50年の6年間、ショーペンハウエルは毎朝、
爽快な最初の2時間をこの著述にささげ、1851年に
発表された。ショーペンハウエル63歳、まだほとんど
無名であったが、この書において有名になりはじめた。

ニーチェは、ショーペンハウエルを、なによりも
教育者として措定したが、ショーペンハウエルこそ
、ソクラテスとともにまさしく人類の偉大な教育者
であり、初版刊行後百年、この書の今に新鮮なゆえん
も、ここのあると思われる。
昭和26年9月 石井 立


<1849年3月2日、フラウエンシュテートへの手紙>
「私は「オペラ・ミキスタ(=「パレルガ・ウント
・パラリポメラ」)を絶えず書き続けています。
しかし、私の原則は<遅くとも出来がよければ可なり>
です。来年中には出版する段取りになるでしょう。」

<あとがき>
「幸福について」は非常に多くの愛読者を得たため、
版がすりへって不明瞭になりましたので、新字に
組み直すのを機会に、巻頭にショーペンハウエルの
肖像を掲げ、さらに付録として「ショーペンハウエル
の生活および著作の年譜」と「ショーペンハウエルの
頭蓋」をつけ加えて、ショーペンハウエル哲学に共鳴
する読者にこたえようと思い立った次第です。
昭和43年10月 石井 正

panse280
posted at 20:15

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