2009年08月09日

ショウペンハウエルの対話

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウエルの対話」(1)
(相原信作訳編)アテネ文庫昭和27年3月30日再版

<ショウペンハウエルのウィーラントとの対話1811年>
ウィーラント:1733-1813
ドイツのヴォルテールといわれる。

78歳のウィーラントは23歳のショウペンハウエルを
よんで「哲学だけを専攻するのはよしたほうがよい」
と忠告。ショウペンハウエルは「人生は不可解です。
私は人生をば、それについて考えることで送ろうと
決心したのです。」と答えた。
ウィーラントはその後、当時45歳のショウペンハウエル
の母親に話しかけた。「私は最近非常に興味のある
人物と知り合いになりましたよ、それが誰だと思われる?
あなたの息子さんですよ!本当にこの青年と親近に
なったことはもうけものでした、この人はきっと大物
になります。」

panse280
posted at 19:02

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