2009年07月22日

トーマス・マン「魔の山」とショーペンハウアー

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集別巻」(406)
--「生涯と思想」--(15)


「ショーペンハウアー,1938」
(トーマス・マン)より(15)

<私の作品に影響を及ぼしたショーペンハウアー>
「「生に関心を持つ者は、とりわけ死にたいして
関心をもつ」と、私は、「魔の山」の中で書いた
ことがある。これは、こころの底ふかく刻み込まれ、
生涯にわたって消えることのないショーペンハウアー
体験の痕跡である。
・・・
私は、これに似たことを書いたことがある。すなわち、
私自身まだ駆け出しの作家であったころ、私の青年期
の長編小説の主人公トーマス・ブデンプロークを死に
いたらしめなくてはならなくなり、彼にあの「死および
死とわれわれの本質自体の不滅生との関係について」
(ショーペンハウアー)という雄大な章を読ませた
ときが、それである。」

panse280
posted at 21:49

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