2009年06月21日

武者小路実篤的なお話

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(14)」(376)
--「余録と補遺:哲学小品集 第二巻」--(49)
--Parerga und Paralipomena--
--比喩、たとえ話、寓話--

<武者小路実篤的なお話>
「野の花を見つけたわたしは、その美しさに
驚歎し、あらゆる部分が完全なのに感じいって
叫んだ。「それにしてもおまえやおまえの一族
は、こうした全てを、誰にも眺められないで、
いや、ときには全く誰の眼に触れられることも
ないのに、立派にこの世に見せて、しぼんで
いくんだね。」しかし花は答えた。「ばか!
人に見られたいから僕が咲いているとでも君は
思っているのか?ぼくが花をつけるのは自分の
ためで、人様のためじゃない。自分で気に入って
いるから咲いているのだ。こうして花をつけて
生きてゆくのが、僕の喜び、僕の楽しみなのさ。」」


参考:
「人見るもよし 人見ざるもよし 我は咲くなり」
(武者小路実篤)

panse280
posted at 18:38

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