2009年06月14日

バイロン卿、女を語る

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(14)」(369)
--「余録と補遺:哲学小品集 第二巻」--(42)
--Parerga und Paralipomena--
--女について(10)--

<バイロン卿、女を語る>
「古代ギリシャ人のあいだにおける婦人の
状態を考えてみると、まったく当を得ていた。
騎士制度と封建時代の蛮風の遺物である現今
の状態は、人為的で不自然だ。
婦人は家事の面倒をみるべきものであり、衣食
は十分に与えらるべきであるが、社会に顔出し
すべきではない。宗教教育も十分授けねばなら
ぬが、詩や政治の本を読む必要はなく、宗教書
と料理の本を読めばたりる。音楽、図画、舞踏、
ときにはまた少しばかり園芸と畑仕事など。
わたしはエピルス(アルバニア南部地方)で
婦人たちが道普請を立派にやってのけている
のを見たことがある。乾し草をつくったり、牛
の乳をしぼるのと同様に、婦人がこういう仕事
をしていけない理由がどこにあろう。」
(「バイロン卿の手紙と日記)

panse280
posted at 19:22

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字