2009年05月29日

復讐の末路

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(14)」(353)
--「余録と補遺:哲学小品集 第二巻」--(26)
--Parerga und Paralipomena--

<復讐の末路>
「不正を受けると自然な人間の心に、復讐に対する
熱い渇望が燃え上がる。」

「復讐は甘美だ。」

「だが、どういう願望でもそれが満たされれば、
多かれ少なかれ惑いであったことがわかるように、
・・・
復讐をとげたことによって、あとから悲痛な思いに
かられ、良心の呵責に悩むことがしばしば起こる
であろう。なぜなら今はもはや復讐しようという
動機はなくなって、われわれの眼のまえに残って
いるのは、自分の悪意の証明だけだからだ。」

「満たされない願望による苦痛は、後悔の苦しみ
に比べれば小さいものだ。」

panse280
posted at 21:06

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