2009年05月22日
冨と人間の品位
ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer
「ショウペンハウアー全集(14)」(346)
--「余録と補遺:哲学小品集 第二巻」--(19)
--Parerga und Paralipomena--
<冨と人間の品位>
「無知は、それが冨といっしょに見出される
時、はじめて人間の品位を落とす。貧乏人は
貧困と困窮にしばられている。貧乏人に場合、
その頭は仕事のことでいっぱいになっており、
また仕事が知識の穴埋めをしているのだ。
これにひきかえ無知な金持ちはただ快楽に生き、
畜生に等しいことは、われわれが毎日、お目に
かかるとおりである。」
(第24章 読書と書物について)
<多読の害>
「非常に多読する人は、・・・しだいに自分で
考える能力を失ってゆくのだ。・・・
多くの学者の場合がそれで、彼等は読書によって
馬鹿になったのだ。」
arthur schopenhauer
「ショウペンハウアー全集(14)」(346)
--「余録と補遺:哲学小品集 第二巻」--(19)
--Parerga und Paralipomena--
<冨と人間の品位>
「無知は、それが冨といっしょに見出される
時、はじめて人間の品位を落とす。貧乏人は
貧困と困窮にしばられている。貧乏人に場合、
その頭は仕事のことでいっぱいになっており、
また仕事が知識の穴埋めをしているのだ。
これにひきかえ無知な金持ちはただ快楽に生き、
畜生に等しいことは、われわれが毎日、お目に
かかるとおりである。」
(第24章 読書と書物について)
<多読の害>
「非常に多読する人は、・・・しだいに自分で
考える能力を失ってゆくのだ。・・・
多くの学者の場合がそれで、彼等は読書によって
馬鹿になったのだ。」