2009年03月28日

世界は昔も今も未来も同じ俳優が演じている

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(13)」(293)
--「余録と補遺:哲学小品集 第二巻」--(10)
--Parerga und Paralipomena--

<世界は昔も今も未来も同じ俳優が演じている>
エジプト人は冥府の神をアメンテスとよんだ。
アメンテスとは、プルタルコス(「イーシスと
オシリス」)によれば「受け取る者で授与する
者」の意味であり、万物がそこへ帰還し、万物
がそこから出現する同一の源泉である。

「この瞬間に生きている全ての存在は、将来生
まれてくるであろう全ての存在の本来の核心を
含んでいる。」

「どうしてあなたは生ある者が移ろいやすいと
いって嘆いておられるのか?私に先立つ私の同類
の全てが死んでいなかったとしたら、どうして
私はこの世に存在することができたでしょうか?」

「世界の舞台の上で、どんなに脚本や仮面が変わ
るにしても、結局俳優はすべてを通じて同一なの
だ。われわれは共に坐し、語り、興奮する。
全くこれと同じぐあいに、千年前にはほかの人
たちが座っていたのだ。それは同じこと、同じ人
たちだったのである。千年後もまったく同じこと
であろう。このことにわれわれが気づかないから
くりが、時間なのだ。」

panse280
posted at 21:41

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