2009年03月20日

女はすべて浪費癖がある

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(13)」(286)
--「余録と補遺:哲学小品集 第二巻」--(3)
--Parerga und Paralipomena--


・貧困と奴隷とは同じ事態の二つの形式にすぎない。


<女はすべて浪費癖がある>
「例外はあるにしても、女はすべて浪費癖がある。
・・・
父親がその子供たちに残した財産の管理役・後見役
に母親をあてるようなことは、私は許すべからざる
破滅的愚行とみなすものだ。父親が子供たちのこと
を考えて一生営々と働いて稼いだものを、たいがいの
場合、母はその情人と一緒になって使い果たしてしま
うであろう。その情人と結婚してもしなくても、
同じことだ。

ホメロスは警告して言う。

女心とはどんなものかそなたにはわかっている。
自分をめとったその人の家を富ませたがり、
まえの子供や愛する夫のことは、
死ねばもう思わず、尋ねもしない。
(「オデュッセイア」)」

panse280
posted at 20:59

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