2009年03月18日

一切の良いものは、私を生産的にする

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(13)」(284)
--「余録と補遺:哲学小品集 第二巻」--(1)
--Parerga und Paralipomena--

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<全集(13)目次>
第九章 法学と政治によせて
第十章 われわれの真の本質は死んでも滅びない
    という教説によせて
第十一章 生存虚無説に対する補遺
第十二章 この世の悩みについての教説に対する補遺
第十三章 自殺について
第十四章 生きんとする意志の肯定と否定について
     の教説に対する補遺
第十五章 宗教について
第十六章 サンスクリット文学に対する二、三のこと
第十七章 二、三の考古学的考察
第十八章 二、三の神話学的考察
第十九章 美の形而上学と美学によせて
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<ニーチェが語る、ショーペンハウアー>
「私はショーペンハウアーを正しく理解したとは
夢にも思わない。ただショーペンハウアーをとおして、
自分自身を少しばかりよく理解するすべを学んだだけ
である。これこそ、私が彼に最大の感謝を捧げる所以
である。」
(ニーチェ)

「一切の良いものは、私を生産的にする。私はこれ以外の
感謝の仕方を知らない。」
(ニーチェ)

「<教育者としてのショーペンハウアー>には、なにより
も私の誓約が書き込まれているのだ!」
(ニーチェ)

「ただ一人、馬と犬をつれて、その恐怖の道を進むあの
騎士、われわれのショーペンハウアーはこのような
デューラー的騎士のひとりであった。彼にはなんの希望も
なかった。しかし彼は真理を求めたのだ。彼に並ぶ者は
いないのである。」
(ニーチェ)


panse280
posted at 22:27

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