2009年02月20日

精神的に劣っていることは真の推薦状である

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(11)」(259)
--「余録と補遺:哲学小品集 第二巻」--(51)
--Parerga und Paralipomena--

--生活の知恵のためのアフォリズム--
--第五章 さまざまな教訓と原則について--
--C 他人に対するわれわれの態度について--

<些細なこと、それが問題だ>
「些細な事柄のなかでこそ、人々はおのれの
性格をあらわにする」
(セネカ「書簡52」)

<うぬぼれるところがその人の弱点>
「うぬぼれは、おのれが誇るに足るものを
持っていないことの告白である
・・・
うぬぼれている人は、正にそのうぬぼれて
いる点に弱点を持っていると推量してさしつ
かえない」

<弱い犬ほどよく吠える>
「騒音を立てる蹄鉄(ていてつ)には釘が
足りない」(スペインの諺)

<自然が一番>
「誰も長い間、仮面をかぶったままでいる訳
にはいかない。偽りの振る舞いはすぐに本来
の自然に引き戻される」
(セネカ「慈愛論」)

<愚者は本当に怖い>
「愚者は、分別ある者に対して、分別ある者
が愚者に対して感ずる嫌悪の百倍もの反感を
持っていることを知らなくてはならない。」
(サーディ「グリスタン」)

<精神的に劣っていることは真の推薦状である>
「人間の場合、人が近寄っていこうとするのは、
決定的に劣った者だけである。つまり男にあって
は精神的特性が、女にあっては美しさが劣った
者だけである。
・・・
こうした事情からして、男の間では頭が悪く物を
知らない者が、女の間ではまずい顔をした者が
一般に愛され歓迎される。」

panse280
posted at 23:41

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