2009年02月17日

愚者は傷つきやすい

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(11)」(256)
--「余録と補遺:哲学小品集 第二巻」--(48)
--Parerga und Paralipomena--

--生活の知恵のためのアフォリズム--
--第五章 さまざまな教訓と原則について--
--C 他人に対するわれわれの態度について--

<愚者にまともな話しはするな>
「人は相手に精神や心について求めることを
控えめにしておけばおくほど、相手から愛される
というのが実情である。」

<大多数の人は自分にしか関心がない>
「大多数の人々はあまりにも主観的であるため、
根本的にはおのれ自身以外のものは彼らにとって
なんに関心もない。」

<愚者は傷つきやすい>
「彼らは気が散りやすく、すぐに傷つき、たやすく
侮辱され感情を害される。
・・・
そういう連中と語りあう人が精神や分別のあること
を示したり、これを十分に隠そうという態度をとら
なかった場合には、相手は確かに当座はひた隠しに
してはいるものの、ひどい侮辱を受けたと感じる。
ところがこうした事情を知らない無経験者は、一体
なぜ自分が彼らの怒りや憎しみをうけなくてはなら
なかったのか、いくら後で考え悩んでも、その訳が
さっぱりわからない。」

panse280
posted at 22:23

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