2009年02月14日

他人をむやみに非難してはならない


ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(11)」(253)
--「余録と補遺:哲学小品集 第二巻」--(45)
--Parerga und Paralipomena--

--生活の知恵のためのアフォリズム--
--第五章 さまざまな教訓と原則について--
--C 他人に対するわれわれの態度について--

<他人をむやみに非難してはならない>
「人間の中で生きていかなくてはならない人は、
・・・たとい最悪のもの、哀れむべき笑うべき
ものであったとしても、他人の個性をむやみに
非難してはならない。
・・・なぜなら、相手方のもともとの個性、す
なわち道徳的性格、認識力、気質、人相などは
決して変わることはないからである。
・・・
われわれが相手の本質を非難するということは
とりもなおさず、本来は変わるはずがない相手
方の本質が変わっていくという条件のもとにお
いてだけ、相手に生存する権利を認めてやると
いうことだからである。
・・・
彼らの振る舞いを怒ることは、われわれの行く
手にころがってきた石を怒るのと同様に愚かな
ことである。」


panse280
posted at 21:12

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この記事へのコメント

1. Posted by ちょんべえ   2009年02月15日 03:13
自分の災難はここにありました。人の限りを知る事ですね。ありがとうございます。

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