2009年02月09日

三人寄れば、文殊の知恵

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(11)」(248)
--「余録と補遺:哲学小品集 第二巻」--(40)
--Parerga und Paralipomena--

--生活の知恵のためのアフォリズム--
--第五章 さまざまな教訓と原則について--
--B われわれ自身に対するわれわれの態度について--

<普通の人の生き方>
「並の人間と付き合うならば、その数が多ければ
多いほどよい。数さえそろえば、変化もでてくるし、
いろいろ共同で行動しているうちに、やがてなにか
が生まれてくる。
・・・
だた天がその人に忍耐力を与えてくれることを祈る
ばかりである。」

「あらゆる愚者はおのれ自身にあきあきしている。」

孤独に耐えきれない人は、「孤独の苦しさから脱出
するために、低級な仕事でも結構満足するし、そう
した仲間入りをすると当然生じてくるわずらわしさや
強制でも我慢するようになる。」

panse280
posted at 21:20

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