2009年02月03日

何がその人を悲しませるか、それが幸福の尺度である

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(11)」(242)
--「余録と補遺:哲学小品集 第二巻」--(34)
--Parerga und Paralipomena--

--生活の知恵のためのアフォリズム--
--第五章 さまざまな教訓と原則について--
--A 一般的なこと--

<本当の喜び>
この世で素晴らしいとされているもののほとんどは
劇場の装飾のように単なる仮象である。
本当の喜びはふつうなんの通告もなく、なんの気取り
もなくやってくる。
それらは、偶然の気まぐれによって、あちこちに散在
しており、しかもその大部分がきわめて小粒であり、
大量にかたまっていることなどはめったにない。


<幸福の尺度>
「もしある人の状態を、その人の幸福の度合いによって
評価しようとするならば、何がその人を満足させるか
ということではなく、何がその人を悲しませるかという
ことを問題にすべきである。なぜなら、ある人を悲しま
すものがとるに足らないものであればあるほど、それだ
けその人は幸福だからである。」

panse280
posted at 21:28

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