2009年01月28日

虚栄心はおしゃべりを、自負は口数が少ない者を生む

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(11)」(236)
--「余録と補遺:哲学小品集 第二巻」--(28)
--Parerga und Paralipomena--

--生活の知恵のためのアフォリズム--
--第四章 他人がいかに思うかについて--

<他人の意見について>
「他人の思惑によっていい気持ちになることも、
いやな気持ちになることも、実はといえば同じ
糸に結びついている。それは他人の意見や思惑
の奴隷にとどまることにすぎない。
・・・
とりわけ勉強になるのは、半ダースもの愚人が
偉人について悪しざまに語るのを聞くことである。」

<自負と虚栄心>
「自負とは、なんらかの点でおのれの卓越した価値
を前もってしっかりと確信していることであり、
これに対し虚栄心とは、他人の中にこうした確信を
めざませたいという欲望である、・・・こうした
ことから、虚栄心はおしゃべりを、自負は口数が
少ない者を生む。」

「人間が軽蔑すべきものであり喜劇的であれば
あるほど、それだけますますその舌は軽くなる」
(「賢者の不動心」セネカ)

panse280
posted at 20:57

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