2009年01月27日

貧しい家に生まれた者は公務員が適職

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(11)」(235)
--「余録と補遺:哲学小品集 第二巻」--(27)
--Parerga und Paralipomena--

--生活の知恵のためのアフォリズム--
--第三章 人が所有するものについて--

<貧しい家に生まれた者は公務員が適職>
国家公務員になって出世したければ貧乏人の出
のほうが都合がよい。こうした人は公の席上で
、大声をあげ、あるいはきわめて力を入れて、
上役やその他実力者の下手くそな文章を大文学
として誉めあげる。彼は乞食をすることもわき
まえている。
「これに反し、生まれのよい者は、ほとんどの
場合不作法なふるまいをする。彼は頭を高くか
かげて歩くのに慣れており、貧家の出身者が身
につける例のもろもろの技術を習得しない。
さらにおそらく、なんらかの才能を鼻にかける
であろう。」

<人が所有するものについて>
「人の所有物について、わたしは妻子を勘定に
入れなかった。それは、人はむしろ彼らによって
所有されているからだ。それよりも友人を取り上
げてもよかったのだが、この点でも、所有する人
は、その同じ割合だけ他人の所有物にならなくて
はならない。」

panse280
posted at 20:43

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