2009年01月19日

健康第一、他のことをないがしろにすべきである

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(11)」(227)
--「余録と補遺:哲学小品集 第二巻」--(19)
--Parerga und Paralipomena--

--生活の知恵のためのアフォリズム--
--第二章 人にそなわるものについて--

<健康一番>
「われわれの幸福は九十パーセントを健康に依存している。
・・・
そこで最大の愚挙は、肉欲の充足や一時的な快楽はいわず
もがな、金儲け、名誉あるいは学問に打ち込む事、
なんでもよい、こうした事のためにおのれの健康を犠牲に
することである。むしろ健康第一、他のことをないがしろ
にすべきである。」

<幸福の振り子>
「人間の幸福の二つの敵は苦しみと退屈である。これに
付け加えて注目すべきなのは、われわれが二つの敵の一方
から遠ざかることに成功すると、もう一つの敵に近づいて
ゆく、その逆の場合も正しいということだ。
・・・
低い階層の人々がたえず災いすなわち苦痛と闘っている
のに反し、高級な階層の富んだ人々は常に、しかも実際に、
絶望的な闘いを退屈に対して挑んでいる。」

panse280
posted at 20:07

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