2009年01月14日

人は何を必要としているのか

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(11)」(223)
--「余録と補遺:哲学小品集 第二巻」--(15)
--Parerga und Paralipomena--

--生活の知恵のためのアフォリズム--
--第一章 基礎になるまえがき--

<人は何を必要としているのか>
「愚純な人は、たとい、やれ社交だ観劇だ旅行だ
リクリエーションだと次から次へと変化を求めても、
おのれをするどくさいなむ退屈を追放するわけには
いかない。善良で節度があり、しかも柔和な性格の
持ち主は、貧しい環境にあっても満足していられる
けれども、貪欲で嫉妬深く悪意のある人は、いくら
冨があっても満足できない。」

「高尚な個性を保っている人にとっては、普通人が
けんめいに取り組んでいる楽しみの多くは余計なもの
であるばかりか、わずらわしい。・・・

ソクラテスは贅沢品が売られているありさまを見て、
「私が必要としないものがなんとたくさんあること
だろう」と言った。」

panse280
posted at 20:45

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