2008年12月18日

有神論

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(10)」(202)
--「余録と補遺:哲学小品集 第一巻」--(12)
--Parerga und Paralipomena--

<有神論>
「唯一神はかってゲーテが私に指摘したように、・・・
たびたびの悲惨や大きな艱難(かんなん)にあい、また
永遠の浄福を手に入れるべく、不安におののく人間がひれ
伏して祈願しようとするその衝動にある。
人間は自分の功徳よりも他者の恩恵に依存する。これが
有神論の主な支柱である。
・・・
つまり知性が論理的に正しく推理して神に達したがゆえに
人間が祈るのではないのである。
もし人間に艱難と願望と欲求がなく、たんに知的であるの
みで、意志なき存在であると仮定してみよう。そうすると
彼は神を要せず、また創りもしないであろう。」

panse280
posted at 20:27

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