2008年12月16日

先験的哲学

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(10)」(200)
--「余録と補遺:哲学小品集 第一巻」--(10)
--Parerga und Paralipomena--

<先験的哲学>
「先験的哲学とは、「われわれの前に現れるこの世界の、
最初の最も本質的な法則は、われわれの脳髄に根ざして
おり、それゆえにア・プリオリ(先験的)に認識される
のだ」ということを自覚する哲学のことである。
それが先験的と呼ばれるのは所与の夢幻全体を超え出て、
その起源に向かうからだ。
したがって「純粋理性批判」のみが、一般に批判哲学
(つまりカント哲学)のみが先験的であり、これに対して
「自然科学の始源」、「徳論の始源」等々は形而上学的
なのである。」

<時間>
「カント以前にはわれわれ人間はいわば時間の中にいたの
であるが、いまや時間がわれわれの中にあるのだ。・・・
私の死後、私なしに流れつづける時間といったものを私の
示すのは、人を誤らせる仮象にすぎない。」

panse280
posted at 20:59

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