2008年11月10日

結婚

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(7)」(166)
--「意志と表象としての世界(全四巻)」の第四巻補足--(36)


<結婚>
「結婚は本来のキリスト教では元来が罪深い人間の性質に
対する妥協であり、最高のものに至る力の欠けている人々
に対する譲歩と寛如であり、また、より大きな堕落を防ぐ
ための逃げ道であるとされている。」

<アウグスティヌスかく語りき>
「もし全ての男女の交わりを一切控えることに同意すると
したら、さてどういうことになるだろう、もしそうなったら
人類はどのようにして存続することができるのであろうか、
と不平を言う者があることは私も知っている。しかし、ぜひ
とも全ての者にそれを欲してもらいたいものである。ただし
それが愛をもって、清い心から、良心に恥じず、正しい信仰
をもってなされさえすればだが。もしそうであれば、世の
終わりが早められることによって、神の国は一層速やかに
実現されるであろうに」と。
(「結婚の幸福について」アウグスティヌス)

(第四十八章 生への意志の否定に関する学説について)

panse280
posted at 21:01

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