2008年10月29日

人間の本質自体は個体よりも種属に宿る

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(7)」(154)
--「意志と表象としての世界(全四巻)」の第四巻補足--(24)

<人間の本質自体は個体よりも種属に宿る>
「恋いをしている男が全心全霊を捧げて自ら選んだ女の
眼付きに執心し、彼女のためにいかなる犠牲を捧げても
あえて悔いないのは何故であるか。
それは、彼女を求めるのは、彼の不滅の部分であり、
なんであれそれ以外のものを求めるのは常に、やがては
滅びゆくべき部分にすぎないからである。
それゆえ特定の女性に向けられた強烈な、いや、熱火の
ごとく燃えさかりさえするあの要求は、われわれの本質
の核心が不壊であること、また種属においてその本質が
永続することに対する直接の担保である。」

(第44章 性愛の形而上学)

panse280
posted at 21:06

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この記事へのコメント

1. Posted by 悟り主   2008年11月10日 09:24
人間の本質は学ぶことのできるガンである。良性もあれば悪性もある。人間の死亡の原因の三分の一がガンである。このガンは有限を知らず転移増殖を重ね その先に寄生主の死を見る。救いは人間は学ぶことのができるというこの一点にある。地球が有限である以上 アマゾンの森林は消え行く。その先にあるのは ガンどうしの共食いである。

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