2008年10月28日

恋愛結婚の本質

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(7)」(153)
--「意志と表象としての世界(全四巻)」の第四巻補足--(23)

<恋愛結婚の本質>
「恋愛結婚は、種属の利害のために行われるので、個人
の利害のためではない。
・・・
恋愛で結ばれた結婚は不幸な結果に終わるのは通例である。
というのは、恋愛結婚は現在の世代を犠牲にして未来の
世代のために計るものだからである。スペインの諺も
「恋愛によって結婚する者は、苦しみながら生きねば
ならない」と言っている。
・・・
結婚のさいに自分の愛欲を満足させることよりも金を目当
てにする者は、種属として生きるよりも個体として生きて
いるのであって、このことは真理に真っ向から反し、その
ため反自然なものに見られ、ある種の軽蔑を招く。」

(第44章 性愛の形而上学)

panse280
posted at 20:25

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