2008年09月28日

狂気について

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(6)」(123)
--「意志と表象としての世界(全四巻)」の第三巻補足--(16)

<狂気について>
「精神の真の健全さは、追憶が完全であるという点にある。
・・・
自分がねつ造した事件を何度も繰り返して話す内に、つい
に自分自身の言葉を信ずるようになれば、その人はこの一点
ですでに狂っている。
・・・
なにか或る事柄を無理矢理「自分の頭から叩き出す」ことが
狂気のもとである。」

<美しい眺めと健全な思考>
「美しい眺めは、アリストテレスによれば音楽が心情の浄化
剤であるように、精神の浄化剤であって、美しい眺めを眼前
にしている時に、人は最も正確に思考するであろう。」

「(自然は)どんなに打ち棄てて置かれた場所でも、すべて、
やがては美しくなる。」

panse280
posted at 18:48

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