2008年09月27日

女性に天才はいない

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(6)」(122)
--「意志と表象としての世界(全四巻)」の第三巻補足--(15)


<女性に天才はいない>
「(天才の身体)その根本条件は、感受性が発動性と再生
能力よりも異常に優れており、しかも--これが事態を困難
にしているのであるが--それが男性の肉体で起こらねばな
らない、ということである。
(女性は、優秀な才能はもちうるが天才はもちえない。と
いうのは女性は常に主観的にとどまるからである。)」

・偉大な人物で長身というのは稀である。
・子供らしさは天才の特徴である。

「天才は、子供と同様に、常人の持つあの無味乾燥な
くそ真面目さをもたない。このくそ真面目さたるや、
主観的な関心以外に何ものをも知らず、事物の中に常に
彼らの行為のための動機を見る。生涯いわば大きな子供
に留まらないで、くそ真面目で平静で、どこまでも分別
があり理性的な男になる者は、この世の非常に有益な
市民であるかもしれないが、ただ天才では断じてない。」

(第31章 天才について)


参考:
「あらゆる真面目な精神の中には一切の快適なものが失
われている。」(萩原朔太郎)

panse280
posted at 21:36

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