2008年09月25日

天才は孤独に生きざるをえない

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(6)」(120)
--「意志と表象としての世界(全四巻)」の第三巻補足--(13)



<天才には冷静さというものが欠けている>
「天才的な人物が、あるときは夢見るごとく思い沈み、
ある時は熱情を激発させるのに比べ、通常の人間の
示す態度はいかにも理性的で沈着であり、見通しも完全
無欠で、全く危うげがなく、むらがない。」

<天才は孤独に生きざるをえない>
「天才はあまりにも稀であって、同類のものに出合う事は
容易でなく、余人とはあまりにも違っているため、彼らの
仲間になることができない。彼らにあっては意欲が、彼に
あっては認識が支配者である。したがって、彼らの喜びは
彼の喜びではなく、彼の喜びは彼らの喜びではない。
・・・
天才の巡り会う事の出来る最も恵まれた運命は、彼の本領
ではない俗事からの解放と、創作のために閑暇である。」

(第31章 天才について)

panse280
posted at 20:17

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