2008年09月08日

光は粒子(放射)でも波(振動)でもない

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(6)」(104)
--「意志と表象としての世界(全四巻)」の第二巻補足--(8)


<光は粒子(放射)でも波(振動)でもない>
「私は光は放射でもなく振動でもないと考える。・・・
これについて直接的な確信を得るためには、人はただ暴風
の作用を眺めればよい。暴風は一切を折り曲げ、転覆させ
散らばらせるが、しかしその間中、光線は雲の切れ目から
下へと射し込み、全くゆるぎなく、岩の堅固さにも増して
堅固に存在しており、そのために、その光線はそれが事物
の機械的秩序とはちがう秩序に属するのをまぎれもなく
直接的に認めさせるのである。」


参考:<光は粒子か波か?--「量子力学」からの結論>
「光は粒子でもあり波でもある。粒子と波の両方の性質を
併せ持つ、量子というものである」

panse280
posted at 19:54

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