2008年09月06日

天才--最高度の認識者

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(6)」(102)
--「意志と表象としての世界(全四巻)」の第二巻補足--(7)


<天才の外界把握--意志からの離脱>
「天才においては、外界の把握はきわめて純粋で客観的と
なり、その結果、彼には個々の事物において、それらの事
物そのもの以上のものさえもが、即ち、それらの類全体の
本質、言いかえればそれらの事物のプラトン的イデアが直
接開かれて来るのである。そしてこのことは、その場合に
意志が全く意識から消え去っているということによって
条件づけられているのである。」


<天才--最高度の認識者>
「最も鈍感な動物の意識から人間の意識に至るまでの
知能の高まりは、しだいに知性が意志から解放されて
いくことであり、それが例外的にだけではあるが天才
において完全に生ずるのである。
それゆえ人は天才を認識作用の客観性の最高度のもの
と定義することができる。」

panse280
posted at 20:16

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