2008年09月03日

愛は盲目

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(6)」(99)
--「意志と表象としての世界(全四巻)」の第二巻補足--(4)


<愛は盲目>
「愛と憎とはわれわれの判断を全く変えてしまう。敵には
誤り以外の何ものも認めず、愛する者にはただ長所だけを
認める。そして愛する者の誤りさえもがわれわれには愛ら
しく思える。」

<われわれは真であって欲しい知識しか受け入れない>
「われわれの生涯を通じて、われわれが多くの誤りを固持
していながら、警戒してそのつどその根拠を調べたりしな
いのは、ひとえにただ、われわれがかくも久しく、かくも
しばしば間違ったことを信じて主張してきたということを
暴露するかもしれないという、われわれ自身にも意識され
ない恐れからである。」

<自分を欺く--意志の不都合な影響-->
「希望がわれわれを魅惑し、恐怖がだまし、邪推がわれわ
れを悩まし、あるいは虚栄がわれわれに媚び、あるいは
仮定がわれわれを盲目にし、あるいは近くにある小さな
目的がより大きいがしかし遠く隔たった目的をぶちこわす
場合に、われわれはきわめてしばしば自分を欺く。」

panse280
posted at 19:55

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字