2008年08月24日
文体
ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer
「ショウペンハウアー全集(5)」(89)
--「意志と表象としての世界(全四巻)」の第一巻補足--(10)
<文体>
「部屋の中でも明るさの程度には差異があるように、頭脳
の中においても差異がある。われわれが或る作家のごく
わずかな頁を読み終えただけで、ただちに思考全体のこう
した質を感じとる。
・・・
すなわち彼の思考の形式的特質、構成がどういうもので
あるか、それをすでに認めているのである。
この構成は、彼が考える一切のものの中において変わらない
ものであり、その刻印が思考過程であり文体である。」
「ゲーテはかって私(schopenhauer)に、もしもカントの
一頁を読むなら、明るい部屋に入るような気がすると
語っていた。」
(第15章)
arthur schopenhauer
「ショウペンハウアー全集(5)」(89)
--「意志と表象としての世界(全四巻)」の第一巻補足--(10)
<文体>
「部屋の中でも明るさの程度には差異があるように、頭脳
の中においても差異がある。われわれが或る作家のごく
わずかな頁を読み終えただけで、ただちに思考全体のこう
した質を感じとる。
・・・
すなわち彼の思考の形式的特質、構成がどういうもので
あるか、それをすでに認めているのである。
この構成は、彼が考える一切のものの中において変わらない
ものであり、その刻印が思考過程であり文体である。」
「ゲーテはかって私(schopenhauer)に、もしもカントの
一頁を読むなら、明るい部屋に入るような気がすると
語っていた。」
(第15章)