2008年07月13日

良心の満足

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(3)」(49)
--「意志と表象としての世界」--

<第四巻 意志としての世界の第二考察>
--自己認識に達した場合、生への意志の肯定と否定--

<良心の満足>
「われわれの真実の自己というものは、たんに
おのれ自身の人格というこの個別的な現象の中に
現存しているばかりではなく、生きているすべて
のものの中に現存しているという認識である。」

<良心の満足の賜物>
「落ち着いて確信のある清朗さは、有徳の意向と
良心の満足の賜物なのである。よい行いをする
たびごとに、こうした気分の根拠がわれわれ自身
に確証されるのであるから、かかる清朗さは益々
明瞭に出現してくるのである。

利己主義者というものは、他人の敵意ある諸現象
に取り囲まれていると感じているのであるから、
あらゆる希望はおのれ自身の息災にかかっている
のである。よい人というのは、自分と親しい諸々の
現象の世界に生きている。それら一つ一つの息災
こそ彼自身の息災なのである。」
(第六十六節)

panse280
posted at 19:27

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