2008年06月22日

魅惑的なもの

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(3)」(28)
--「意志と表象としての世界」--

<第三巻 表象としての世界の第二考察>
--根拠律に依存しない表象、プラトンのイデア、芸術の客観--

<崇高の反対のもの--魅惑的なもの>
「魅惑的なものは、・・・静観する者を純粋な観照
から引きずり下ろす。」

<画家が描いてはいけない「魅惑的」なもの>

1 あまりにリアルな食欲を誘う食べ物。
2 情欲をそそるような裸体画
3 吐き気を催させるもの

「古代人たちの場合は、姿が美しく完全に裸身である
にもかかわらず、ほとんどつねにそういう(情欲)欠点
を免れている。なぜなら芸術家自身、理想的な美しさに
満たされた純粋に客観的な精神でもってそれらの姿を
創造したのであり、主観的ないやしい欲求心でもって
創造することはなかったからである。」
(第四十節)

panse280
posted at 20:38

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