2008年06月16日

天才の表情

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(3)」(22)
--「意志と表象としての世界」--

<第三巻 表象としての世界の第二考察>
--根拠律に依存しない表象、プラトンのイデア、芸術の客観--


<天才の表情>
「彼はたやすく人目にたつ。そのまなざしはいきいきして
いると同時にしっかり見つめており、静観と観照の性格を
帯びているからである。
・・・
「天才的な表情」というものは、意欲に対する認識作用の
決定的な優位が表情にみとめられ、したがって意欲に対す
る関係を一切欠いた認識作用、つまり純粋な認識作用が表
情に表現されるという点に存するのである。
これに反し、通常の頭脳の持ち主たちにおいては、意欲を
示す表情が支配的である。認識作用はいつでもまず意欲に
かりたてられて活動をはじめる。」
(第三十六節)

panse280
posted at 20:32

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字