2008年06月12日

意志は物自体である

ショーペンハウアー 1788-1860
arthur schopenhauer

「ショウペンハウアー全集(2)」(18)
--「意志と表象としての世界」--

<第二巻 意志としての世界の第一考察>

<意志は物自体である>
「現象とは表象のことであり、それ以上のなにも
のでもない。いかなる種類のものであれ、すべて
の表象つまりすべての客観は現象である。
しかるに意志だけが物自体である。・・・
意志とはあらゆる表象あらゆる客観がそれの現象、
目に見える形態、客体性であるその当のものなの
である。」

注:
表象:知覚に基づいて意識に現れる外的対象の像。
(広辞苑)

物自体(カント哲学の用語):
認識主観に現れた現象としての物ではなくて、認識
主観とは独立にそれ自体として存在すると考えられた物。
経験の彼方にありながら、現象の究極原因・真実在と考え
られるもの。(広辞苑)

客体性:本書第一巻では、身体を直接的な客観とよんだ
が、この第二巻では別の観点から意志の客体性と名づける。

panse280
posted at 21:13

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