2008年05月10日

よき人に近づけ

道元1200-1253
dougen

「正法眼蔵随聞記」(7)
(水野弥穂子訳)

<学道の人、自解(じげ)を執する事なかれ>
「仏道を学ぶ人は、自分の見解を固執してはなら
ない。」


<学道第一の用心は先ず我見を離るべし>
「仏道を学ぶ者の第一の心がけは、まず我見を
離れることである。我見を離れるというのは、
この身に執着してはならないということである。」


<よき人に近づけ>
古人は云った、霧の中を歩けば知らないうちに
衣が湿る、と。よき人に近づけば、知らない
うちによき人になるなり。

panse280
posted at 20:56

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