帰依三宝(きえさんぽう)
道元1200-1253
dougen
(8)「正法眼蔵」(116)
<帰依三宝(きえさんぽう)>
製作日不明
<仏教の真髄、法華経>
「大いなる師釈迦牟尼仏が説かれた諸々の経典
の中にあって、法華経は最も勝れた経典であり、
その教説は大いなる師である。他の経典は、みな
法華経の臣下であり、その従者である。
法華経の中の教説こそ仏教の真髄である。」
(「正法眼蔵5」石井訳 帰依仏法僧宝04)
「帰依(きえ)とは、帰は帰投なり、依は依伏
(えふく)なり。」
帰投とは、たとえば子の父に帰するがごとし。
依伏とは、たとえば民が王に依するがごとし。